ジンギスカンは、卓上のドーム型鉄鍋で焼き上げる北海道のラム肉料理。日本の多くの地域では冷凍のものに出会うのが常ですが、ふくろう亭はもう一方の道でその名を築いてきました。ここのラムは冷凍ではなく新鮮そのもの。札幌の人々に愛されるあまり、いまや席は事前予約が欠かせません。店は電話回線さえも廃止し、予約はオンライン、しかも日本語のみで受け付けています。肉に加えてもうひとつの魅力が、つけダレ。醤油をベースに数種の香辛料を効かせた、店が門外不出とするレシピで仕上げられた一杯です。
味わえるもの
鉄鍋で焼いた新鮮なラム肉を、あの秘伝の醤油と香辛料のタレにくぐらせる——この店を名店たらしめた組み合わせです。定番の部位に加えて、ラムタンやラムベーコンでも知られています。ラム専門店だからこそ供せる、一般の焼き肉店では味わえない部位です。14卓、56席。その多くが、午後5時の開店を迎えるころにはすでに予約で埋まっています。
地元に根ざした名店
ここは観光客向けの店というより、札幌の人々に愛される一軒。その評判は地元の常連が通い続けることで築かれてきました。だからこそ予約は取りづらく、電話は姿を消したのです。飾り気のない店内、燃えさかる火、そしてすべてを物語るラム肉。
こんな方へ
北海道のラムを、この街の人々が食べているそのままに——鉄鍋で焼きたての新鮮なラムと、ほかでは決して味わえないタレとともに楽しみたい方。そして、到着前にオンラインで席を確保しておける方に。



